眠りと防災をつなぐ学びの場──玖島市民センターでの認知症セミナー

2025.10.15

木材のまち:廿日市市玖島市民センターでの活動報告です

今回は、広島県廿日市市玖島(くしま)地区にある 玖島市民センターさんにお邪魔しました。

 

廿日市市は瀬戸内海に面し、世界遺産・厳島神社のある宮島を擁するまち。 その反対側には自然豊かな山地が広がっていて、玖島地区は市役所から車で約40分、広島市内からは1時間ほどの距離にあります。

 

今回、玖島市民センターさんが開催するシリーズ企画「認知症セミナー」の第2回にて、 「質の良い眠りが認知症予防につながる」というテーマで講座を担当しました。

 

当日は欠席者もあり、参加者は12名。2時間という比較的長めの講座でしたが、 少人数だからこそ、一人ひとりに目が届き、セルフケアの実習も丁寧に個別指導できました。

 

時間にも余裕があり、途中で休憩を挟みながら、ゆったりと進行できるのも魅力。 こうした少人数・長時間の講座は、講師としてもとてもやりやすいスタイルです。

 

災害による避難所暮らしと、不眠ー切実な問題です

今回特筆すべきは、参加者の中に防災士さんがいらっしゃったこと。 講座前に「災害時、避難所での不眠が高齢者の体調不良につながる」と話され、 有事の際に備えて、ぐっすり眠れる方法を学びたいという強い意欲を感じました。

 

実際、東日本大震災や能登半島地震、西日本豪雨など、 毎年のように全国各地で災害が発生し、多くの方が避難所生活を余儀なくされています。 避難所ではプライバシーの確保が難しく、慣れない環境で不眠に悩む方も多いのです。

 

そこで今回は、そうしたリクエストも踏まえて 「眠りの質を高めるための身体づくり」をテーマに、 ポイント解説とセルフケアの実践を行いました。

 

防災士さんにも納得いただけたようで、何より嬉しかったです。 もちろん、災害が起こらないことが一番ですが、備えは大切ですね。

 

今回ご紹介したセルフケアは、特別な道具も技術も不要。 短時間で簡単にできるのに、身体への効果は大きく、毎晩続けることで 眠りの質が変わり、ぐっすり眠れるようになります。

 

ご興味のある方は、ぜひ導眠整体らくしん館までお気軽にご連絡ください。

(おわり)

導眠整体らくしん館・たかのばし相談室

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