坂のまち・牛田早稲田で“ぐっすり眠る”講座を開催
2025.10.16
広島市東区・坂の多いまち”牛田早稲田公民館”へ
今回は、広島市東区・牛田早稲田公民館にて、「ぐっすり眠ろう不眠症対策」というテーマで睡眠講座を行いました。
牛田早稲田は小高い丘の上にある町で、坂道が多いのが特徴です。広島駅から北西へ約2~3キロ。
八丁堀や紙屋町へもバスで20分ほどとアクセスが良く、ベッドタウンとして宅地開発が進んでいます。
麓には広島女学院大学があり、そこから坂がドンドン急になります。
そうした難所を電動自転車でエッチラオッチラと坂道を上り、息が上がりかけた頃、公民館に到着しました。
潜在ニーズを感じるー眠れる身体づくりへの実践
講座には約30名が参加。前半は講義、後半はセルフケアの実習を行いました。サブタイトルは「認知症予防につながる良い眠りとは」。
事前にお話を伺うと、「夜中に何度も目が覚める」「トイレに行く回数が多い」といった悩みを抱える方が多くいらっしゃいました。
実習の前に、眠りの質を高める“極意”を紹介。それは――身体がリラックスしていること。
とてもシンプルですが、日常ではストレスなどで緊張が抜けず、意識ではリラックスしているつもりでも、実際には力が入っていることが多いのです。
今回は身体の一部を使って、リラックスできているかを確認する簡単な実習から始めました。
終わったあと、「こんなことで本当に眠れるんですか?」と驚いた表情で尋ねてこられた方もいました。
最近は薬やサプリ、アプリ、寝具など、眠りを助ける“モノ”や“情報”が溢れています。難しい言葉が並び、かえって不安を感じてしまうこともあります。
しかしながら、眠りの良し悪しは自分の身体の状態がすべて。
よく眠れるための身体をつくることが、ぐっすり眠るための第一歩です。
その方法はとてもシンプルで、まずはリラックスできているかどうかに気づくことが大切なのです。
今回の講座が、少しでもその気づきにつながっていたら良かったのではないかと思います。
このたびの講座をつうじて、受講者の皆さまからは、良い眠りにはいれるための
より実践的なコンテンツを求めているような感じがしました。
そして今後は、より受講者の身体の声に寄り添った内容へと講座を進化させていきたいと考えています。
(おわり)
導眠整体らくしん館
広島市中区大手町5丁目5-10・片山8ビル403号室


