被災地ボランティア活動レポート
東日本大震災の被災地ボランティア活動の概要レポートします
2011年3月11日に発生しました東日本大震災。津波や原発事故による被災された方々に直接おからだに触れて
整体をするボランティア活動ですが、岩手県・宮城県・福島県・東京都と50回以上にわたって被災地に赴いて
のべ1,000人以上の方に整体しました。メインの活動は2013年から2016年になりますが
どのように活動したのか、こちらで活動概要を報告したいとおもいます。
ボランティア・グループといっしょに活動する
私個人で、飛び込みで直接被災地に赴いてボランティア活動することは、いっさいしていません。
これからご紹介するボランティア活動をしているグループ、あるいは現地コーディネーターさんを通して
現地でのご要望に沿いながら活動をさせていただきました。
そのグループやコーディネーターさんを紹介すると以下のとおりになります。
① JILCA(愛称:ジルカ / 正式名称:日本いきいきライフ協力機構)
② どこでも足湯隊
③ Mサポート(個人で行っているので実名はあげていません)
ほかに、東京都では福島原発事故で都内に避難生活を送っている方の地区に赴いて
活動していますが、こちらも有志の方からの募集に応募し活動させていただきました。
① JILCA(ジルカ)の活動
JILCAに応募して、初めて整体ボランティア活動をさせていただきました。
当時横浜でサロン経営をしていた女性の方が主宰されて、多くの有志が集まって組織されました。
なかには個人で28人乗りの中型バスを持っている方もいました。
このバスを有効活用して
金曜日の夜に横浜・東京を出発。翌朝に岩手県の山田町や、宮城県の気仙沼市や石巻市
そして福島県の南相馬市などでボランティア活動をして、日曜の夜に首都圏へ戻ってくるという活動でした。
活動も、仮設住宅の集会所でのサロン活動や、そこでの整体などのマッサージ活動
屋外での作業など多岐にわたります。ボランティアの募集もほぼすべてSNSによるものでした。
私も15回ほど参加しました。
最後の活動となる2017年11月にも参加(福島県南相馬市)しました。
(JILCAは活動を終了しました~♪)
② どこでも足湯隊
こちらの有志ボランティア活動グループです。
現在は東京都八王子市にお住まいの男性の方が世話人となって、
福島県で原発避難をされた方々への支援をメインに活動しています。
名前のとおり、
仮設住宅や復興住宅の集会所で”足湯”を提供しながら
サロン活動と整体などのマッサージ活動を行うのがメインです。
福島県で原発避難された方々は広域にわたっており、
遠方の会津若松市とその近郊や、郡山市の近郊にも訪れたことがあります。
こちらも東京駅発着で、
ワゴン車で乗り合わせて行きますので参加人数が10名弱です。
メンバーも、常連さんのほかにSNSを通じて鹿児島県や長崎県など、
いろいろなところから他世代にわたって応募参加があり、
毎回がとても楽しみな活動でした。
最近の2019年の・福島県いわき市のレポートもご参照ください↓↓↓
③ Mサポート(気仙沼市で個人でコーディネーターをされている方)
宮城県気仙沼市で「この方を知らないという市民はいない」くらい
現地で頼りになる存在です。一貫して個人で活動中ですのであえて本名は伏せておきます。
ご自身も被災され、半年間ほど避難所生活を送られましたが
市内の各仮設住宅をキメ細かく回り、被災者の方の声をもとに的確な支援をされていました。
私は、そのなかで「医療支援活動」に参加させていただきました。
早朝に夜行バスで気仙沼に到着して
すぐに仮設住宅の集会所などをまわりながら、医師や看護師さんの医療支援や健康相談と
並行しながら整体ボランティア活動をするのです。
これがたいへん好評で、平均して一日20名
多いときは30名以上の方に整体ボランティア活動をいたしました。
ところで、こちらのMさんの活動は現在も続いています。
すでに被災者の生活の基盤が復興住宅に移っていますが、
最近では高齢化や独居化にともない、健康不安だけでなく孤独死も大きな問題となっています。
現在も食糧支援などをメインに、戸別訪問をしながらキメ細かいサポートをされています。
以上、簡単ですが東日本大震災の被災地ボランティア活動の概要レポートでした。
それぞれの活動の詳細については改めて報告したいと思います。
(おわり)
導眠整体らくしん館 代表:永見ヤスヒロ(上級睡眠健康指導士)
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