不眠⁉-夜中に何度も目がさめてトイレにいく(夜間頻尿対策②)
夜間のトイレ通いからサヨナラ‼-朝までぐっすり眠りたい方へ
広島の導眠整体らくしん館・上級睡眠健康指導士のナガミです。
夜中に目が醒めてトイレに行くというお悩みで、原因のひとつとして
前回のブログでは「冷えなどで膀胱が敏感になって尿意が強まる」ことを紹介しました。
しかしながら、意外な原因で不眠を招いてその結果にトイレに行くケースも多いのです。
その意外な原因とは? さらに夜中にトイレに行かなくてすむ熟睡対策も紹介します。
あなたもしていませんか⁉-就寝時の不眠習慣の落とし穴?
意外や意外!
ふだんから何気なくやっている就寝時の習慣。
あなたは、就寝時にこんなコトしていませんか? まずはチェックしてみましょう‼
【 チェック項目 】
□ 足元が冷えるので、靴下をはいたまま寝てしまう
□ フトンの中の足元が冷たいので、電気あんか(こたつ)をして寝てしまう
□ 夜中に寒いので、電気毛布をかけたり、敷いたりして寝てしまう
もし、ひとつでも該当すれば不眠を招く可能性があります。
今夜からでもお止めになることをおススメします。
といっても
今は冬の寒さが厳しい時期です。
冷たいフトンに入って寝るとブルブルと震えて、とても寝られたものじゃない。
つい靴下をはいたり、電気こたつをいれたり、電気毛布をしたりとやりがちです。
しかし、これが眠りの質を悪くさせることにもなり不眠を招きます。
眠りの質が悪い!不眠が原因だから、夜中に何度もトイレにいく
このまま眠りの質が悪くなると、不眠状態となって夜中に目が醒めてしまいます。
そのときはトイレに行きたいから目が醒めるのではなくて、不眠が原因で目が醒めてしまうことで
膀胱の神経系を過剰刺激されることで尿意をもよおして、その結果トイレに行きたくなるのです。
では、なぜ靴下をはいたまま、電気こたつ、電気毛布をかけたまま
寝るのが良くないのか? 簡潔にご説明します。
就寝中に暖房器具を使わない方がいい理由と⁈
ぐっすり眠り、質の良い睡眠になるためには、カラダの体温が下がる必要があります。
冬場は実感しにくいですが、夏場は熱帯夜だと暑いままだと寝苦しくて眠れないですね。
電気こたつや電気毛布を終夜にわたって使用すると、強制的に温められるので
体温が下がりづらくなるのです。その結果、眠りの質が悪い状態になってしまうのです。
その証拠に、就寝中に熱く感じると無意識に電気こたつや電気毛布を蹴とばして
遠ざけた経験ありませんか?
靴下も同じです。
質の良い睡眠になるには、カラダの体温が下がることが条件ですが
これは体内深部の体温です。ちなみに体内深部の体温は直腸温で肛門から体温計を
差し込んで測るようなところです。
そして体内深部の体温が下がるには、手足の体温が上がって放熱されることが
必要です。手足の体温と体内の深部体温は、ちょうどシーソーの関係です。
手足の体温があがって放熱すると、逆に深部体温が下がります。
いっぽう手足の体温があがらずに放熱がないと、深部体温は高いままです。
このとき足に靴下をはいたままだと、足自体が温まろうとする自然な
機能が働かず、足からの放熱ができなくなり深部体温が下がらないのです。
こうした状態になると眠りの質も悪くなり、
そのまま日常習慣になると不眠を招き、夜中に何度も目が醒めてしまうワケです。
冷え性の方、とくに足が冷える方に不眠が多いのも、こういう理由だからです。
就寝時も温かくて、朝までぐっすり眠れる方法とは⁈
対策として
いちばんベストなのは、就寝前にていねいに足や足指を伸ばしたり、回したりと
ほぐして温かくなってから就寝するのがベストです。もちろん靴下は履きません。
冷たいフトンがツラいという方は、時間の経過とともに冷めていく“湯たんぽ”を
使うか、どうしても電気こたつ、電気毛布を使いたい方は就寝前にフトンを温めるだけに
止めて、就寝時には電源を消しておきましょう。
手足も含めて、自らの体温を発散しながら就寝することは、眠りの質を良くして
熟睡するうえで大切ですし、いつまでも若さを保つうえで重要です。
なお前回は膀胱の過敏を防ぎ、トイレが近くなるのを改善する方法を紹介しています。
リンクを貼っていますので、関心のある方は参考してください。
まだ他にもある!眠りの質を下げ、不眠に陥る悪習慣!
不眠を招く悪習慣は、まだ他にもありますので
次回以降にあらためて紹介したいと思います。
(おわり)
導眠整体へのご相談、整体のご予約はコチラへどうぞ
導眠整体らくしん館 代表:永見ヤスヒロ(上級睡眠健康指導士)
【整体相談室】広島市西区古江西町4-17 BM10ビル106号
ご予約・お問合せ090-2002-9802
ホームページからも簡単にご予約・お問合せできます↓↓↓